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日本にもあった焼塩製法

古代の人々は、自然結晶した粗塩を採取し使用していたと考えられます。しかし岩場の粗塩はニガリ分が多く、湿っぽい……だから天日で乾燥させて、より良いものに仕上げていく……このような工夫を長い体験の中から学んでいきました。
やがて塩を土器に入れ、火で焼く智恵を生み出します。これは現在でも、伊勢神宮の「御塩作り」に見ることができます。夫婦岩で有名な二見浦には、テニスコート二面ほどの小さな塩田が残されています。この塩田は伊勢神宮の神事やお清め用に使う御塩を作るためのもので、毎年一回、そこで鹹水(かんすい)が作られます。この鹹水を平釜で煮詰め、粗塩を作り、粗塩は土器ひとつひとつに詰められ、さらに釜で焼かれる……これが「御塩焼固」といわれる製法で、日本最古の焼塩製法です。この塩は、あくまでも神事やお清め用のもので、一般にはまったく縁のないものになっています。実はこの塩を焼く釜は、今でも非公開。製塩法は昔から極秘だったことを物語っています。
国内では、塩田を使った製法の前に、海藻を使った藻塩(もしお)焼きも存在していました。この製法はやがて塩田による製法へと発展し、江戸時代には海岸を持つ諸藩がその製塩法を保護育成したと言われています。

製塩法は人類最高の叡智

キパワーソルトの製造方法は韓国の「塩田産天日塩」と「焼き塩」がベースとなっています。

古代の人たちは海水を塩田に引き込み、海と土の無機塩類を吸収させた塩を、さらに焼くことで浄化しました。その焼き塩は浄血、解毒、消炎、抗菌などの作用とともに、不老長生のために食べられていたのです。 この製法は門外不出の秘伝として、何百年も前から継承されてきました。製塩法は、秘中の秘として限られた一族だけに伝承されてきた技。そのルーツは古代中国の道(タオ)家と言われています。
さらに遡ると、それは不老不死を求めた錬金術にあったそうです。塩の製法は人類がさらに進化するために、人類が考え出した最高の叡智なのです。

地球から受継いだバランスと成分

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古代から伝わる「塩田産天日塩」と「焼き塩」の製法を継承しているキパワーソルトは、まさに本来の塩の成分をそのまま受け継いでいます。
伝承された古来の技法に、20年もの歳月をかけた研究により、性能の安定性、バランスの良さ、取り扱いやすさなどの特徴を加えた特許製法へと昇華してきました。それは地球生態系の循環が生み出した、地球の大循環という自然のフィルターにかけられた無機塩類のバランスと人類最高の叡智を凝縮した塩です。加えて、そのバランスに還元力が備わっています。
生命が求めている塩の成分は下記のとおり。次の世代へ残すべき、塩がここにあります。